2005年 07月 16日
え~、またしてもご無沙汰しておりました。 UPしたいと思うことはたくさん溜まってるんですが 自分の時間管理能力の無さに、改めて悲しく思う今日この頃です・・・ 最近のコ忙しいなかで コレは絶対見ねば!と思っていた映画を立て続けに見ることができましたので まとめてレビューを。 まずは、一番大好きなアメコミヒーローの 誕生秘話というべき「バットマン・ビギンズ」。 過去4作はとっても不評みたいだけれど、 あの独特の世界観、私は大好きなんです。 本作の感想はというと・・・ 面白かったんだけど少し割り切れない。 というのは、本当によく出来た映画で アクションあり恋愛ありミステリーありの 「王道ハリウッド大作」。 これ単体としてたいへん魅力的だからこそ、 不満、残念というべきか。 私が従来のバットマンを好きなのは 古き良きアメリカ(NY)を思い起こさせるスタイリッシュなアートワークもさることながら、 放射能を浴びたとかクモに噛まれたとかでなく何ら特殊能力を持たない生身の、 何不自由なく暮らしつつも孤独に生きるイケメン坊ちゃまが、 なぜか悪を倒すために莫大な私財を注ぎ込んで作った、 本当に個人が開発できたらノーベル賞だって受賞できそうな すんごい武器や乗り物やらを使って、 非常にデフォルメされた外見でありつつも可哀想なくらい人間性を保った悪役 (ポイズン・アイヴィーなんかは正にそう。)を とっても四苦八苦しながら倒すという、 何かが常に矛盾している不条理な構成なんですのよ。 今回ね、ゴッサム・シティなんかね、 もういっそ、舞台はちょい昔のNY、って言っちまいなよ!ってくらいの町でね。 でも、オサレな格好してる人なんて一人として歩いてないしね。 悪役の一人、弁護士兼医師の彼は格好良かったけど。 終盤では、主人公の合図で蝙蝠の大群が援軍に駆けつける始末。 うぉ~い。 ホンモノ使っちゃったよ。 今まで、バットマンが蝙蝠の実物を使ったことあったっけ? なんかカッコよさの種類が違ってきてない? バットマン・・・カッコいいアイテムをカッコよく使うからカッコいいのに。 それにね、バット・モービルがね、戦車みたいなの! あれはあれで強そうだし、内部はすごいことになってるしで、それはよろしいんだけど、 特にシリーズ初期って設定なんだから、 これから改良されていくのよね、って大目に見てあげてもいいのかもしれないけどね、 まったく流線型ではないの。 コレが原型で、やがてアレになるんだという説得力はあるのか? しかもガタガタいいながら、色んな物をハネながら、ゴーっと走ってくのですよ!! ハリー・ポッター3に出てくるあの伸縮自在のバスのほうが よほどバット・モービルの概念に近い気がする。 私の感覚では。 私ね、ハリウッド映画を見てるとよく違和感を感じる。 カーチェイスに巻き込まれひっくり返って炎上した車の運転手は死ぬだろう、 壊れた高架が落ちてきて潰された建物や車の内部の人は死ぬだろう。 例え主人公が、いくら弾丸が飛んできても掠り傷一つ負わなくても、 彼が追い回しあるいは逃げまどう間に「犠牲になっていそうな人」は限りなく多い。 でも大義のために不慮の死を迎えた人は、「ヒーロー」になれるからいいのか? 例えば、物語途中で不運にも恐竜に食べられ体の一部を放り投げられ 絶叫のうちに最期を迎えた友人がいたら。←ジュラシックパークだけど 無事逃げおおせて平穏な暮らしが戻った暁には、 日本人の感覚では、 お墓参りして、遺体も戻らぬ貴い命の喪失を悲しみ、 犠牲に詫びるシーンを入れてもらいたい。 あ、話が逸れちゃった。 でもね、従来のバットマンシリーズにこういう部分はなかった気がしたの。 もっと澄ましたスタイリッシュな世界だったはずなの。 力でゴリ押し、みたいなのは、ちょっと。 要は、原点なんて種明かしして欲しくなかった、ということかしら。 じゃあなんで観たのよ、って話でしょ? だって、何事においてもファンならば「外伝」として抑えなきゃね。 いや、とっても面白かったんですよ? でも何だかね。 過去のバットマン映画が楽しめなかった人には、むしろお勧めかもしれません。 ダーがそのクチ。 おつぎ。 友人のskycafeさんが 太鼓判を押していた作品、 「50回目のファーストキス」。 主役はアダム・サンドラーと D・バリモアの黄金コンビ。 二人とも大好きな役者さんで オアフ島が舞台なこともあり とっても楽しみにしてました。 作品のテーマは「ひたむきで純粋な恋愛」かしら。 結婚5周年の私にとっては考えさせられる、 「毎日新しく恋に落ちる」というストーリーですが、決して甘いだけではなく。 渋谷のシネ・アミューズというちっちゃめの映画館で観たせいか、 館内の一体感を感じるくらい、皆が、声を上げて笑ったりホロリときたりしてました。 観終わってから隣の人にハグしたくなる映画です。 しませんでしたけど(笑)。 自身のプロダクションを持ち制作側もやる、役者バカな主役二人を始め、 映画作りが大好きな人たちで楽しく作った、 たぶん10年20年経って見ても色褪せないような作品だと、私は思います。 本作は、未曾有のハワイ流行りの日本でも話題を呼ぶかと思いきや、あまり・・・。 もったいないなあ。 ここには、ハワイアン・ジュエリーもブランド物もフラもマリンスポーツもない、 等身大のステキなハワイ、アロハなハワイアンの生活が詰まってますよ~。 まだご覧になってない方々、終映近し、今すぐ映画館に走って下さい! その暇がない方も、ビデオが出たらぜひ見て!! 近ごろ元気がない、最近あったかい気持ちが足りないって人は、ぜったい観るべし♡ そして3つめ。 コレを観ずしてSWサーガは終わりません、 「スター・ウォーズ エピソード3 ~シスの復讐~」。 実は私は大してSWファンではありません。 シリーズを最初にマトモに観たのは「エピソードⅠ」。 天邪鬼なもので、最初のブームに乗り遅れたまま 乗るタイミングが分からずに過ごしてきてしまいました。 なので、大ファンなダーの終映後の感動の嵐に比べたら 少~し感情の波は小さいながらも、本当に素晴らしい大作だと思いました☆彡 ラストのほうは、ちょっとコジツケに走っちゃってる気もしたけど。 そんなのはどうでもよくなる。 ここまで書いてて疲れてきたせいもあるけど、 とにかく観てくれ。そんな感じ(笑)。 「エピソードⅡ」でちょっとガッカリしちゃったそこのあなたも、 心配せず観に行ってくれ(投げやり) 少し外れますが。 先日、TVでSW3のデジタル・リマスター版の放送を観たら、 ラストで帝国の崩壊を喜び歌い踊る人たちの中で ルークが振り返ってヨーダとオビ=ワンと父親の姿を見るシーンで、なんと。 父親があの年老いた姿でなく ヘイデン演じる若いアナキンの姿に差し替えられていました! なんでそんな余計なコトすんのさ、ってダーはガッカリしてました。 ほんとよね。 ヨーダは、引き画面では違いが分かり難いからともかくとして、 なぜオビ=ワンは若くなってないのよ?
by umeyakko5656285
| 2005-07-16 07:18
| entertainmentのこと
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Akahai 他人や自然を敬い、 Lokahi 調和を重んじながら、 'Olu'olu 明るく優しく日々を過ごし、 Ha'aha'a 謙虚でいて、 Ahonui 何事もまずは受け入れる by umeyakko5656285 カテゴリ
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