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萩奴からalohaをお届け!

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2004年 06月 17日

祝!2周年

祝!2周年_a0028740_01537.jpg2年前の6月13日の夕食後。
ベランダで喫煙中のダーが、
「猫がいるよ」と私を呼びました。
急いでベランダに出て、
こちらを見上げるコに
「ニャ~」と鳴いてみたら
「ニャ」とお上品にお返事、
マンション3Fの我が家まで
階段を駆け上ってきたのでした。
そんなノラ、他にいないでしょ。

以来毎日遊びに来るようになり、
すぐに仲良くなりました。
人懐こいけれど首輪はなく
少し痩せてて明らかにノラです。

家まで自分で来ること、
家の中にトイレを置かないこと、
家の中でしか餌をあげないこと、
等々を我が家のルールとして
このコの面倒をみていくことにしました。
幸い我が家の周りは農家の敷地が広がり、端にある神社の下からは湧き水が湧き、
車道もない、と、外飼いするにはリスクが少ない恵まれた環境です。
7日ほど過ぎ、梅雨時に梅林の前(我が家の前は農家の梅林)で出会ったから、と
「梅」と名づけました。

だいぶ後になって、近所に住んでいたという元の飼い主さんに偶然お会いしました。
飼い主さんご一家のところへご飯をもらいにきていたノラの子猫のうちの一匹で、
誰も教えていないのにコンビニまで着いて来て店の外で待ってるような
賢いコだったそうです。
避妊手術や予防接種などもして可愛がっていらしたそうですが
やはり外飼いされていたらしいです。

梅が我が家に来る少し前にあたりますが、
ご一家が車で10分ほど離れた隣町へ梅も連れて引っ越したとき
すぐに脱走して行方不明になったそうです。
数日経って、もしかしたら、と元の家まで探しに行ったところ、
やっぱり梅はここへ戻っていたんですって。
よく言われるように、「猫は土地につく」ものなのですね。
無理に連れ帰ってもまた脱走するだろうし、ここを離れては不幸なのかも、と
その飼い主さんは諦めて、時々エサをやりに来ることにしたのだそうです。
私たちが世話していることを知ってとても喜んで、
今後も続けるのを許して下さいました。

今では、夜は家で梅用ベッドに寝て、朝は家族と共に起き、ダーの出勤のとき外出し、
日中何度か帰ってきては玄関に下がっている鈴を鳴らしてドアを開けてもらい、
中でご飯を食べお昼寝をし、気が向いたとき「遊んでくれ」と家族に命令し、
夕方になれば外出した家族を外の手すりの上で待ち、
夕食後はその手すりに出て家族並んで夕涼み、という様な生活パターンです。
毎日外を跳ね回り、カラスを攻撃したり雄猫を追い払ったり、血気盛ん。
当初は無口がちでしたが、今ではうるさいくらい、よくお喋りします。
ちなみに、ミャウリンガルを買ってみましたがたいてい意味不明で
どうやら梅には向いてないようです。
御恩返しなのか、鳥や虫を生きたまま捕まえてきてくれたりも(怖いし困るんだけど)。
たぶん幸せに過ごしてくれていると思います。

私たちも、梅にたくさんの幸せをもらっています。
ずっとずっと仲良く暮らそうね、梅ちゃん。

by umeyakko5656285 | 2004-06-17 20:53 | サビ猫の梅奴のこと


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